七月一日

草刈りに雨の中、畑仕事

七月二日,三日

七月二日

冷雨、雨屋あまやの中で小麦ブチ

七月三日

田のヨセ刈り(周辺の草刈り)で腰が痛い

七月四日,五日

七月四日

僕は草刈り、父母は田の草取りを始める

七月五日

一の矢の天王さまでコトビ
絵を描き、近所の子供たちと遊ぶ

七月六日,七日

七月六日

思わず天気祭りの御日待 休日

七月七日

手伝いを頼み田の草取り

七月八日,九日

七月八日

柄木田家の田の草取り

七月九日

早くもカナカナゼミが鳴いた

七月一〇日,一一日

七月一〇日

馬草、小麦干し、田の草取り

七月一一日

馬草、小麦干し、ブユがうるさい

七月一二日,一四(一三)日

七月一二日

金比羅様こんぴらさまの祭礼
午前二時まで神輿渡御みこしとぎょに参加

七月一四(一三)日

ゆっくりと起きて友達と遊ぶ

七月一四日

落雷により松山方面で火事
夜は若衆組の加入式

七月一五日,一六日

七月一五日

遊び疲れの中、草刈り、畑の草むしり

七月一六日

昨夜からの雨止まず、前川はあふれる

七月一七日,一八日

七月一七日

暑さの中、畑仕事

七月一八日

鳴神様(那須烏山月次の加茂神社の祭礼)でコトビ

七月一九日,二〇日

七月一九日

父は押上、僕は根本橋の修繕に

七月二〇日

煙草の虫とり、新開の陸稲畑の草むしり

七月二一日,二二日

七月二一日

桜野の人を雇って田の草二番取り

七月二二日

金比羅様でコトビ、夜は二十四日念仏

七月二三日,二四日

七月二三日

午後は氏家の天王祭で休み

七月二四日

開墾地の草むしり、ブユとカで大変

七月二五日,二六日

七月二五日

閑院宮殿下が自動車で通過

七月二六日

午後は喜連川天王祭で休み
明日、日光・中禅寺に行くため氏神や鎮守、
金比羅様にお参り

七月二七日

昨夜一一時起床、白衣姿で村人二〇人と
氏家停車場より午前三時の汽車で日光・中禅寺へ

七月二七日

七月二八日

暗い中、男体山登山
夕刻、氏家に帰る

七月二八日

七月二九日,三〇日

七月二九日

眠いけれど草刈り、そば刈り

七月三〇日

車で草刈り、昼寝後は大根畑に

七月三一日

暑さすこぶる、雷もごうごう